この写真の機械が今もあれば手で焼くとは言わずに光で焼くと言っていたと思います。
2005年に手に入れたこの機械はアナログ露光機の最新機種だったのですが、この時ですらこの機械は閉店したお店からの中古品でした。
この機械が動き続けることができたなら手で焼くとは言わなかったかも。
機械に依存していると基本壊れます。
手焼きのカラー暗室もそうです。
プロセッサーを使っていれば壊れる。
なら壊れない方法は?の答えが、
全てを手でやることでした。
試行錯誤があり今は全てを手でやる店になりました。
だから壊れないし失望もしない。
手で焼く人は.LABを介して知る限り暗室を自宅に持ち焼いている人で、数えても30名以上いるんだと思います。
みんなで焼き続けることは印画紙や薬品がなくなるって言葉を無かったことにできると思うのです。
今回移転をし、新しいフイルム写真の基地では今まで言わずにきた言葉でわかりやすく書くと教育、いやスクールとか学校的場所になるのかもしれません。
写真をもっと楽しむことを体験してもらえる場所が移転先の.LABなんだと思っています。
写真を焼くことは難しいことではない。
ただ光を印画紙に当てて感じればいいんだと言うことです。
でも
写真を撮るのが簡単なのと一緒で
その分すごい早い段階に違う層に触れることができるのかもしれないといつも思っています。
楽しいは力になります。
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